面接官をしました

先日、新規採用者の面接をしました。
面接官は社内からランダムに選ばれるのですが、ちょうど決算時期と重なり、しろくまとしては大忙しとなりました。

事前に履歴書を読み込んでおき、質問を準備しておきます。
面接官は4名。しろくまはそのうちの1人です。

面接時間は1人15分。これが短い。面接官4人で15分しか与えられていないわけです。真剣に履歴書を読んでいると、さまざまなことに気づきます。だから、いろいろ訊いてみたい。志望動機や長所・短所を訊いて、その内容について質問したら、もうあまり時間がない。さっさと質問に答えられる人ならいいのですが、丸暗記したことをしゃべろうとしたり、黙りこんだりする人もいて、「ちゃんと考えておけよ、充分想定している質問だろ?」と思うこともありました。

水泳で世界大会にも出場したことのあるAさん。
志望動機を尋ねると、「スポーツを通して御社に貢献したい」とのこと。
「スポーツを通して、って具体的にはどういうこと?」
「私にはスポーツしかないんです」
「それが、うちの会社とどうつながるの?」
「人間は汗をかく動物なんです」
・・・なんの話だ?

大学4年間、ラグビー漬の毎日だったBさん。
どんな質問をしてもラグビーの話しか出てこない。
「けがをして試合に出られなかったので、ベンチで一生懸命応援しました」「けがを治して大会に出て、がんばりました」
・・・うーん、何かほかにないのか?

高学歴のCさん。
質問に答えるたびに、面接官を見てニヤリと笑う。
どうも印象がよくない。そのバカにしたような笑顔はなんだ?