平行線
会計システムの会社の担当者と№9の会話。
№9「システムのカスタマイズって、1件いくらくらいかかるんですか?」
担当「1件いくら、とは算定できません」
№9「ざっくりでいいんですよ」
担当「どのようなカスタマイズかによって、まったく金額が異なります。たとえば、数百万円かかる場合もありますし、無料の場合もあります」
№9「急ぎませんから、来週までに1件いくらか、ざっくり教えてください」
担当「どんなカスタマイズをご希望ですか?それによって見積書を出しましょう」
№9「どんな?・・・いや、その・・・」
人罪
①業務の一つ一つが、何を目的としているのか、どのような結果に結び付くのか考えずに仕事をしている。昨年度の様式に数字をあてはめるだけの作業で終わっており、意味を考えていないため、仕事の内容が理解できていない。
②経理課の業務の流れがわかっていない。
③伝票審査や出納業務を馬鹿にしている。本人はもっと高度な仕事がしたいなどと希望しているが、基本的知識がないため、仕事内容が支離滅裂。
④税務の基本的知識が欠けている。消費税の課税・非課税の分類がされていない。法人税の課税標準は千円未満切り捨てだ。
⑤会計の新しい知識や金融機関に関する知識を吸収しようという意欲がない。
⑥コミュニケーション能力が不足している。相手の話の内容が理解できず、適当な発言を繰り返し、各部署での問題を発生させている。また、問題が発生したときには、「知らん」「わからん」と言って逃げる。責任感・当事者意識が希薄。